あらすじ/作品情報
マゾヒズム、人権蹂躙、汚物愛好―――。エロとグロにまみれた戦後最大の奇書「家畜人ヤプー」の正統な後継者(リメイク)にして、奇想天外なライトノベル!!―――康芳夫(虚業家/家畜人ヤプー全権代理人)某大手出版社から、あまりに過激な内容ゆえ「とても出版できない」と拒否された問題作、ついに登場!!瀬部 麟(せべ・りん)は高校2年の春、肉体が腐り精神異常を来す不治の病「オメガ熱」を発症。全ての元凶である両親を殺害し、幼馴染の同級生・木下くららの命をも奪う。しかし、それらを手助けをした新興宗教団体に裏切られ、薬液の入ったドラム缶に沈められてしまう。―― ふたたび目が覚めると、そこは「イース」と呼ばれる遥か未来の世界だった。日本人は「ヤプー」という“人間以下の家畜”として白人貴族(イース人)に使役させられる。リンもまた女性に性転換後、ポーリーン・ジャンセンお嬢さまの飼うとして第二の人生を送ることになるのだが…。■目次・プロローグ・第一章 黒いローション・第二章 ポーリーンとお兄(ねえ)さま 幕間一 ・第三章 ヒノマル儀式(セレモニー) 幕間二・第四章 《猫》と《犬》 幕間三・第五章 トイレのしつけ 幕間四・第六章 責任と因果・第七章 セシル様のいたずら部屋・エピローグ■著者 伊藤ヒロ + 満月照子■原作 沼昭三■イラスト ぎうにう