マインドハック<特装版>・あだちつよし闘人コレクション
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あらすじ/作品情報
催眠療法を専門としている心療内科医の里見諭は、犯罪事件に関わる精神鑑定もたびたび依頼されていた。ある殺人事件の被疑者について、鑑定を行うことになるが、その被疑者の「記憶」や「心の闇」は解読不能なほど深く隠されており、通常の手法では立ち入れないものだった。そこで里見は催眠療法を駆使し、被疑者の潜在的な記憶や「忘れられた過去」へと迫っていく。しかしその過程で、単なる事件の解明を超えて、自身の過去に起きた最愛の妻子の殺害事件と対峙することになる。やがて里見は「タナトス」とういうギリシャ神話の死の神を名乗る殺人鬼の存在へと行きつく。その殺人鬼は彼と同じ催眠療法を使っていた。