お姉ちゃんは神様です(6)

作家名: 伊那橋ユコマ
出版社: ナンバーナイン
お姉ちゃんは神様です(6)
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あらすじ/作品情報

今から少し昔。そこまで昔でもないけれど、まだおじいちゃんおばあちゃんが子供だった時のお話。 あるところに、とても優しい神様がおりました。神様は名を「こよみ」と言い、皆からはコヨミガミサマと慕われ、毎日楽しく過ごしていました。しかしそんな日々は突然終わりました。何がどうなったのか、どうしてこうなったのか彼女にはわかりません。ただ、その日を境に人間は彼女にただ生きたいと願い、彼女もまたその願いを叶えようと加護を与えました。 ですが、誰一人として戻ってくる者はおりませんでした。 …あれから、彼女がどうなったのか。彼女を信仰していた者達がどこへ行ったのか。知る者は誰もおりません。「あの神社には恐ろしい幽霊が出る」「あの神社には優しい神様が居る」「あの神社には…」街では今日も、噂話好きな子供たちがあの神社の話をしています。これは、大人になればふと忘れてしまうような、そんな噂話の中にある物語。20ページ

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